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思いやりの心

相愛日記

思いやりの心


 先日、5歳児の女の子が職員室まで来て、お手紙をくれました。
 どうもハロウィンのときに園からお菓子をプレゼントしたことやお餅つきの準備をしてくれたことに対して、「ありがとう」を伝えたかったようで、わざわざ活動の時間に封筒まで手作りで作ってくれたようです。

 また、筆者が園内の水栓を修理していたとき、軽く指を負傷したのですが、近くにいた5歳児の男の子がものすごく心配してくれました。
 その子は、数日間、登降園時や外遊び中などに筆者を見つけると遊びを中断してでも近くまで来て、「大丈夫?」「もう血、止まった?」と声を掛けてくれました。

 どちらも自分の時間を犠牲にして、相手のことを考えてくれており、「最近自分は、ここまで相手のことを思いやったことはあったかな・・・」と、ふと考えさせられました。
 立場上、自分たちは「先生」と呼ばれていますが、子ども達の素直な感情表現に学ばせてもらうことも多くあります。
 これからも、子ども達を思いやることはもちろん、子ども達からも思いやってもらうに値するようになりたいと思わせてくれる出来事でした。